
子供が将来非行に走らないか心配だな、今から教えられることってあるのかな?
子供を非行から守るたった一つの方法は、「ルールを守る」という事。非行はルールを破るところから始まります。
思春期を例に、順を追ってみていこう。
喫煙をさせない


条文 この法律は、20歳未満の者の喫煙を禁止し(1条)、親権者やその他の監督者、煙草を販売した者に罰則を科すことを定めている。 … 未成年者の喫煙を知りつつも制止しなかった親権者やその代わりの監督者は、科料に処せられる。
Wikipedia
喫煙は非行のもとだ。
未成年者は、喫煙が悪いことを知っているので親など目につかない場所で吸おうとする。
必然的に「夜の人目に付かない場所」となるのだ。
自然と仲間で喫煙することが常習化し、夜に集まることが増えていく。
タバコは非行の芽だ。
深夜徘徊させない


青少年の深夜外出規制に関する規定は、詳細の差異こそあれ条文に盛り込まれており、基本的には以下のような内容になっている。
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・保護者は特別な事情がある場合を除き青少年を深夜に外出させてはならない
・保護者の指示や同意・その他正当な理由が無い場合、青少年を深夜に連れ出したり同伴させたり留め置いてはならない(罰則規定付き)
※青少年の定義は各都道府県にとって違う
本記事の場合、子供だけで出歩くケースだ。
先に述べたように喫煙を「夜の人目に付かない場所」で行うということは、必然的に深夜徘徊となる。
「夜の人目に付かない場所」に溜まっていると、子供たちに人が集まってくる。
不良の先輩たちだ。
非行少年・少女は、乗り物に乗って優しく近づいてくる。
不良に近寄らせない


先にも紹介したように、深夜徘徊が一番危ない。
不良の先輩が近寄りやすいからだ。不良は悪いことをしているので、人目を避けるため、夜に行動をする。
不良の特徴は、大人びたことをやりたい子供たちだ。
・喫煙している
・いい車に乗っている
・ブランド物を持っている
・髪を染めている
夜にこれらの特徴を持った非行少年・少女がいたら近寄らせないようにさせたい。
注意しすぎも非行のもと


30年以上、少年犯罪を長く取り扱った裁判官が、非行少年少女に100%共通する点を見つけたという。
それは「親が口を出しすぎる」という事だそうだ。
子供の非行防止のためにあれこれ考え、一生懸命に教育する家庭でそのようなことが起きているというのは、とても悲しいことだ。
先に紹介したように、「タバコ・深夜徘徊」をさせないようにまずは努力してほしい。
そのために小さいうちからできる教育をしていこう。
非行を防ぐ 小さいうちからできる事


「門限を守らせる」うちで意識しているたった一つの決まり(ルール)だ。
うちは18時と決めている。
ほかの家の子供たちは、夏になると19時過ぎまで「キャーキャー」外で遊んでいる。
非行の入り口である深夜徘徊から遠ざけるためにいい取り組みだと自負している。
シンプルだがとても重要なルールだ。