
ディズニーランド&ディズニーシーに障害者手帳を持って行くと何か受けられるサービスがあるのかな?
障害者手帳を持ってけ行けばミッキーに5分で会える


ディズニーリゾートには「ディスアビリティアクセスサービス」というものがある。
ざっくり言うと
グリーティング(キャラクターと写真を撮れるアトラクション)等で障害者手帳を提示することでミッキーに待ち時間5分で会うことができるものだ。
ディズニー側の趣旨としては、「列に並ぶことができない障害者」を対象に、こういった人や家族に、キャラクターグリーティング等のアトラクションに待ち時間0分で楽しめるようにしているというものだ。
ディズニーで使える障害者手帳の種類


◎身体障害者手帳
視覚障害聴覚または平衡機能の障害
音声機能、言語機能またはそしゃく機能の障害
肢体(したい)不自由
内部障害(心臓機能障害や腎臓機能障害など)
◎精神障害者保健福祉手帳
統合失調症うつ病、そううつ病などの気分障害てんかん薬物やアルコールによる急性中毒又はその依存症高次脳機能障害発達障害(自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等)その他の精神疾患(ストレス関連障害等)
◎療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)
知的障害や発達障害等
その他被爆者健康手帳 戦場傷病者手帳など
上記の対象者やその家族である。
列に並ぶことができないとは?


ディズニーに行ったことがある人はイメージが湧きやすいと思う。
アトラクションやキャラクターグリーティングの順番待ちの列には楽しめるような仕掛けがしてある。
例えばミッキーに会える場所は、ミッキーの家をモチーフにしている。
グリーティング場所の特徴として、ミッキーの家の中は狭くて段差もあるし、映画を見る暗い場所もある。
ゲスト(お客さん)がぞろぞろとそれを楽しみながら進んでいくので、前の人が進んだり止まったりしている。
その他のアトラクションでもディズニーの世界観のある坂(登り降りする)であったり、暗闇を進む道や、キャラクターが大きな声で話すところなど。
基本的に順番待ちの列であっても驚くような仕掛けがたくさんある。
障害者ごとの特徴


身体障害者手帳所持者
・登り下りや段差に弱く、周りの人の援助が必要なこともある
精神障害者保健福祉手帳所持者
・気分に障害が発生している為、仕掛けによって不安に襲われることもある
療養手帳所持者
・知的や発達に障害があるため、突発的な対応が必要になるときがある。
ディスアビリティアクセスサービス(DAS)の登録から利用


- 対象施設のキャストに「ディスアビリティアクセスサービス」を利用したい旨を申し出て登録する。※利用する対象施設のほか、東京ディズニーランドのメインストリート・ハウス、または東京ディズニーシーのゲストリレーション なんでもキャストに聞こう!
- 登録時は手帳とグループの全員のパークチケットを提示
- 対象施設のキャストに、登録に使用したパークチケットを提示
本人が長時間列に並ぶことが困難な場合、グループの方全員が待ち時間を列以外の場所で待機することができる。
登録時に顔写真を撮るか取らないか聞かれる。理由は1年間有効になるとのこと。1年以内にまた行く人は登録しておいたほうがいい。
サービス利用の流れ


まずは、グリーティングの最後尾にいるキャストさんにサービスを利用したいと伝えよう
自分の順番の時間を教えてくれるので、その時間に戻れば施設の出口から案内してくれる。
戻った時に最後のお客さんを5分ほど待てばあなたの時間だ。
手帳を持つすべての人は、普段から生きづらさを感じながら頑張って生活している。
ディズニーに行って報われるひと時を楽しみにしてほしい。

